小田原市市内の３階建て以上の建物で部屋数が多いなどの理由で水圧が不足するとされる場合は受水槽や高架水槽などを用いて

水を一度タンクにためて、タンクから各水栓に送るという方法がとられています。

高架水槽

中高層のビルやマンションなどの給水設備で、屋上などに設置されるタンクのことで、中高層建築物に用いられる給水方法、水道本管から受水タンクに水をためて、ポンプで高架水槽まで押し上げ、高架水槽から落下する勢いで各部屋の各水栓まで給水する。

受水槽

水道本管からくる水道水を、受水槽に貯めた後に、給水する方法を指します。
マンション等、高さのある建物で上階へ給水する為に必要な水圧が足りない場合や、短時間に大量の水を使用する施設においてこの給水方法が用いられることが多く、安定した水圧が得られる他、断水時や災害時に貯留してある分の水が確保できる等の利点が挙げられます。

今回の工事では高架水槽の周りの水道管が腐食して漏水しているとのことで新しく配管する工事でした。

屋上の露出配管には硬質塩化ビニルライニング鋼管を使用しました

水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管

鋼管の内面に硬質塩化ビニルを被覆した樹脂ライニング鋼管で、鋼管の持つ機械的強度と硬質塩化ビニルの優れた耐食性を持っています。

常温水の使用を前提とした防食鋼管として使用されています。一般的に４０年ほどの耐用年数と言われています。

弊社では、受水槽や高架水槽などの設置や周辺管工事を得意としています。

受水槽方式のメリット

配水管が断水してもしばらく水が使える

商売などの理由で水が止めれると困る方におススメです。また受水槽や高架水槽があれば一定の水が確保できているのでなにかの時に安心です。

直結給水方式のメリット

配水管から直接蛇口まで水道水が送られてきますので「新鮮な水」が使用できる

受水槽や高架水槽が不要で清掃する必要がなく衛生的です。また、受水槽や高架水槽のように設置に場所をとらないので、場所を有意義に使用できることや外観が美しく見えることがあげられます。

建物の用途によっては、受水槽式が適している場合もあれば、直結式が適している場合もあります。

建物を新築・増築・リフォームなどお考えの際は周辺環境や今後のことを考慮して給水配管を考えた方が良いですね。

弊社では、配管工事を始め水圧調査なども承っておりますのでお気軽にお声がけいただけると幸いです。

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