ブロック積み工事は、どんな工事なのか皆さんはご存知でしょうか?
ブロックを積み上げる作業ではないのか?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ブロックを積み上げる作業だけをすればよいという訳ではありません。
ブロックを積み上げる作業以外にも、掘削作業やコンクリート基礎工事など様々な工程があり、その期間もかかってくるでしょう。
今回の記事では、ブロック積み工事にかかる期間についてご紹介していきます。
ブロック積み工事とは?
ブロック積み工事とは、モルタルなどを用いながらブロックを積み上げていき、家の門や塀などをつくる工事のことを言います。
ブロック積み工事の費用は、工事内容やブロックの種類などによっても大幅に違ってくる可能性があります。
一般的な塀を新設する場合、1平方メートルあたり約10,000円~約15,000円くらいの費用がかかってくるでしょう。
コンクリートブロックには、一般的に多く見かける灰色の普通のコンクリートブロックと、デザインが施されている化粧コンクリートブロックがあります。
化粧コンクリートブロックを利用する場合は普通のコンクリートブロックよりも高額な工事になりやすいです。
ブロック積み工事にかかる期間はどのくらい?
ブロック積み工事にかかる期間というのは、ブロック積み工事の内容によって大幅に違ってくる可能性があります。
そのため、一概にどのくらい期間がかかるのかというのは難しいです。
ブロック積み工事はブロックを積み上げる作業以外にもいくつかの工程があります。
その工程の期間もかかるというは確認しておくと良いでしょう。
例えば、ブロックを積み上げる作業の前にコンクリート基礎工事を行う必要がありますが、基礎用のコンクリートを流してからコンクリートが固まるまで約1日~約5日くらいはかかってきます。
コンクリートが固まらないと、ブロックを積み上げていく作業は開始できないため、コンクリートが固まるまでの期間も考慮するべきでしょう。
その他にも、いくつかの作業工程があり、その作業期間もかかってきます。
以下で、ブロック積み工事の流れをご紹介していきます。
ブロック積み工事の流れ
ブロック積み工事の流れは、大まかに以下のような流れになるでしょう。
- 掘削作業
- 砕いたコンクリートを敷き詰め転圧機で固める
- 型枠と鉄筋を設置する
- 基礎用のコンクリートを流す
- ブロックを積み上げる
- 塗装やタイルなどを施す
掘削作業をして、砕いたコンクリートを敷き詰め転圧機で固め、型枠と鉄筋を設置します。
そこに、基礎用のコンクリートを流してコンクリートが固まります。(コンクリートが固まるまで約1日~約5日かかる。)
コンクリートが固まり、基礎用コンクリート工事が完了して、ブロックを積み上げていく作業の開始です。
ブロックを積み上げていく作業も、ブロックもただ積み上げていくという訳ではなく、モルタルなどを用いながら積み上げていきます。
最後に、塗装やタイルなどを施す必要があれば施します。
このように、ブロックを積み上げていく作業の他にもさまざまな工程があり、どの工程も重要な作業です。
基礎コンクリート工事などを手抜き工事してしまいますと、倒壊の危険性も高まってしまうでしょう。
打ち合わせや業者選定などの期間もかかる
ブロック積み工事の期間について知りたいという場合、掘削作業やコンクリート基礎工事、ブロック積み上げ作業など工事にかかる期間について知りたいかと思います。
工事にかかる期間以外にも打ち合わせや業者選定などの期間もかかってくるでしょう。
どのようなブロック積み工事をしてほしいのかや予算もどのくらいで検討しているのかなどを業者さんに相談し、打ち合わせにも時間がかかる可能性はあります。
いくつかの業者さんの中からどこの業者を選ぼうか悩まれる方もいらっしゃいます。
意外と工事以外の期間も予想以上にかかってきてしまう場合もありますので、打ち合わせや業者選定などの期間も考慮しておくと良いでしょう。
外構工事が遅れやすい理由とは?
外構工事にかかる期間は、外構工事の内容によって大幅に違ってくる可能性があるでしょう。
また、以下などの場合には工事期間に影響しやすいでしょう。
- 悪天候
- ご近所さんトラブル
- 各資材が届かない
以下で、それぞれの外構工事が遅れやすい場合についてご紹介していきます。
悪天候
外構工事は、悪天候な場合に工事期間が延長しやすいです。
工事内容によっては雨天でもできる作業は行うという業者さんもいるかもしれませんが、悪天候の場合工事ができないという場合もあるでしょう。
こういった悪天候による遅れは外構工事ではあり得ることです。
工事期間に予備日などを設けておくと良いでしょう。
ご近所さんトラブル
外構工事は、ご近所さんとのトラブルで工事期間が遅れてしまうという事もあるでしょう。
工事中は工事の音を騒音に感じてしまうご近所さんもいらっしゃいます。
例えば、コンクリート塀などを建てる場合は風通しが悪くなるので、ここには建てないでほしいなどと言われてしまう可能性もあるでしょう。
そういったご近所さんとのトラブルが起こってしまった場合、工事期間が遅れてしまう可能性もあります。
各資材が届かない
外構工事は、各資材がすぐに届かないことで工事期間が遅れてしまうこともあるでしょう。
資材が到着せず、 作業が開始できないということになれば、資材が到着するまで待たなければいけません。
その分、工事期間も延長してしまうでしょう。
まとめ
ブロック積み工事にかかる期間は、工事の内容によって大幅に違ってくる場合もあるでしょう。
しかし、外構工事は遅れやすい場合というのがあり、悪天候や、ご近所さんトラブル、各資材が届かないなどにより工事期間が延長してしまう可能性もあります。
ブロック積み工事期間には、予備日程などを設けておくのが良いでしょう。