【工事場所】 小田原市 南多古
【工事期間】 2021.09.08~ 09.08
【工事内容】 トイレリフォーム,トイレ改修
【SDGs達成】 No.11・No.14・No.15・No.17
和便からトイレ改修工事
和便からトイレ改修工事
和便からトイレ改修工事
リフォームにおける水道工事の基礎知識
新しく家を建てるときや、リフォームで水回りの移動を行ったときに必要になってくる水道工事ですが、あまり頻繁に行うものではないので何をどうするのか気になるかと思います。
この記事では、水道工事行う前に知っておいたほうがいい基礎的な知識について解説します。
水道工事とは
水道の解釈はいろいろありますが、一般的には浄水施設から一般家庭までの上水道と、一般家庭から下水処理場までの下水道の2種類に分かれます。
水道に関係する工事はすべて水道工事に分類されますが、私たちが意識するのは家の近くまで来ている水道管分岐部から蛇口、排水口から公共ますまでの間です。
各家庭などから排出される汚水を公共の下水道に流すため、それぞれの敷地に市区町村では「公共汚水ます」というものを設置します。公共ます以降の道路側の水道工事は自治体が行い、自宅の敷地内の工事はご自身で業者に依頼して行います。
水道工事の種類
水道工事と一括りにされていますが、実際には大きく分けて3種類の工事があります。
業者によってはそれぞれの工事に対して得意不得意がありますので、工事の種類を把握して最適な業者を選ぶようにしましょう。
・給水管の引き込み工事
家を建てるときに行うのが、給水管の引き込み工事です。
この工事は道路の下などに埋まっている水道管から敷地内の水道メーターまで、配管を引き込む工事がこれにあたります。
「水道取り出し工事」と呼ばれることもあり、自治体の指定を受けた水道工事業者しか行うことができません。
新築のとき以外にも、給水管の径を大きなものに取り替える工事や、水道管の素材を変えるような工事も給水管の引き込み工事に含まれます。
これらの工事の管轄は自治体が行っていますので、工事には自治体の許可が必要です。ただし、発生する費用は工事を依頼した方の負担になります。
公共のインフラなので、宅地外の工事ですので自治体負担だと思っている方も多いようですが、引き込みをするのは個人の都合になりますので依頼者負担となります。
家を建てるときは、その水道引き込み費用もきちんと予算に組み込んでおきましょう。
・室内の配管工事
水道メーターから各水道設備の蛇口までの工事が、室内の配管工事です。
新築で家を建てる場合だけでなく、リフォームでキッチンの場所を変えた場合や、2階にも洗面台を追加で設置するような場合に、室内を張り巡らせる配管の設置工事を行います。
この工事は「屋内配管工事」とも呼ばれ、この工事も原則として自治体の指定を受けた水道工事業者が行う必要があります。
敷地内で発生した水に関するトラブル対応も、水道工事になります。
パッキンやカートリッジの交換、排水口やトイレの詰まりなどの修理も水道工事業者が行います。
これらの対応はDIYでも一部は対応可能ですので、簡単な部品交換だけで工事を終わらせることもできます。
・下水道排水工事
水道工事は上水道に関する工事だけで、下水道排水工事は水道工事に含まれないとしているサイトもありますが、ここでは下水道の工事も水道工事のひとつとしてご紹介します。
上水道と下水道は必ずワンセットになっており、蛇口の位置を変えたのに排水口の位置がそのままということはありません。
下水道排水工事は、排水口から公共ます(汚水ます)までの配管を行います。
建物によっては臭いの逆流を防ぐために、台所やトイレなどの排水口の先に汚水ますを設置するケースや、浄化槽の設置が義務付けられているケースもありますが、これらの下水道工事に含まれています。
水道工事にかかる費用
次に水道工事にどれくらいの費用がかかるのか、具体的な金額をご紹介します。
ここでの金額はあくまで相場ですので、地域やご自宅の状況によっては上下することもあります。
・給水管の引き込み:30万~50万円
・室内配管:10万~20万円
・水回りの水漏れと詰まり:5千~4万円
・下水道排水工事:20万~50万円
・浄化槽設置工事:90万~100万円
給水管の引込工事は、公共の水道管からの引き込み距離が長かったり、アスファルトが分厚かったりした場合には相場よりも高くつきます。
また、下水道工事も公共ますまでの距離や、浄化槽の有無によって金額が変わってきます。
集合住宅での水道工事の費用
上記でご紹介したのは一軒家などの水道工事費用でしたが、ここではマンションやアパートなどの集合住宅での水道工事費用についてご紹介します。
マンションで水道管の工事なんてできるの?と疑問に感じるかもしれませんが、次の2つの条件を満たしていれば工事可能です。
・専有部分であること
・管理規約で認められていること
まず重要なのは、専有部分にある配管でないと工事できないということです。
専有部分というのは、所有者が単独で所有している住戸部分のことです。
室内の床や壁、天井といった境界線の内側のことですが、正確には目に見えている床や壁ではなく、その裏側にあるコンクリートの仕切りの内側が専有部分になります。
一般的に集合住宅の配管は、目に見えている床とその下のコンクリートの間を通っていますので、その部分のリフォームは可能です。賃貸の場合に問題になるのは、給水管ではなく排水管であることがほとんどです。
古いマンションは排水管が下階の天井を通過していることもあり、この場合は他人の専有部分になるため工事できません。ま
た、マンションなどの管理規約でリフォームが禁止されている場合は、専有部分であっても水道工事はできません。工事音が発生することでNGとされていることもありますので、リフォームする前に必ず確認してください。
集合住宅で水道設備の移動リフォームなどを行うのであれば、大体40万円程度が相場ですので、配管の改修を行うのであれば70万円前後と考えておきましょう。
水道工事の費用が高くなる要因
水道工事の費用をご紹介しましたが、同じ工事でも費用に開きがあるのが分かりますよね。30万円と50万円ではかなりの金額差です。
なぜこのような費用に違いが出てくるのか、それぞれ大きな要因を紹介していきます。
・家の前まで水道管が来ていない
引込工事の費用が高くなる要因は、道路の下の水道管から宅地内の水道メーターの距離が長いことにあります。
例えば家の目の前まで水道管が来ていれば、引込工事は2mくらいで終わります。
家が通りから奥まった場所にある場合、10m以上も地面を掘って配管しなくてはいけません。
目の前の道路に水道管があっても大きな幹線道路で水道管は反対側にあるようなケースでは、道路を横切る形で水道管を引き込みますので、工事が大掛かりになり警備員を依頼するなどの費用も発生します。
本来は土地を購入するときに、水道管の位置を調べて置くべきです。
すでに購入済みの場合で水道管が近くまで来ていない場合には、高額な費用が発生することを頭に入れておきましょう。
・床や壁を壊す必要がある
家を建てる時には壁などがない状態で配管工事をするので、それほど手間はかからないのですが、一度配管したものをリフォームなどで移動させるとなると、床や壁を取り外す必要があります。
表面的に取り外すだけならいいのですが、コンクリートの梁に穴を開ける必要がある場合、工事が大掛かりになり費用が高くなります。
コンクリートの基礎よりも下に配管があり、この配管を取り除いたり交換したりする場合にも、工事が大掛かりになります。
配管を取り出すのに手間がかかる場合には、どうしても費用が上がってしまいます。
さらに水漏れなども、単純に劣化したパッキンやカートリッジを替えるだけなら安くできますが、配管に亀裂が入っている場合になどには、配管そのものを替えなくてはいけません.
こちらも高額な費用が発生します。
水道工事の工事期間
・水道管の補修:1時間
・水道管の交換:1日
・下水管の清掃:90分
・室内の水道管引き換え:1日
水道管は目に見えない場所を通しているため、工事には時間がかかる傾向にあります。
露出している部分の補修程度なら1時間もあれば終わりますが、水道管を交換したり、蛇口の位置を変えるリフォームをしたりすると、水道工事だけでも1日かかります。
また、引き込み工事の場合には手続きなどが必要になりますので、水道管が近くに来ているときでも申し込みから2週間はかかりますし、水道管が家のそばまで来ていない場合には、かなりの長い距離を工事することになるため、4ヶ月程度かかります。
引き込み工事は思った以上に時間がかかることもありますので、新築の場合にはできるだけスケジュールに余裕を見ておきましょう。
水漏れ・詰まる・壊れる 水道トラブル対処法
水道の排水から水漏れ・トイレが詰まる・蛇口が壊れる・シャワーからお湯が出ない…そんな水のトラブル。
よくある水のトラブル症状と、緊急時の対応方法をご紹介します。
水まわりのトラブルが発生する場所
・トイレの水トラブル
トイレで多いのは、詰まりによる排水不良です。レバーを回して水を流したのに逆に水位が増えてしまったり、ひどい場合は便器から汚水が溢れ出してしまったりすることもあります。これは大量のトイレットペーパーや便が詰まっているか、流してはいけないティッシュペーパーや固形物を流してしまい、つまりを起こしていると考えられます。
また、便器に水が流れっぱなしになってしまうという症状も多く発生しています。この場合、多くはタンク内の部品の経年劣化が原因となっているか、部品のズレなどの不具合が起きている状態です。
・浴室の水トラブル
浴室の水トラブルで多いのは水漏れです。壁や台(バスタブなど)と水栓、水栓とシャワーホース、シャワーホースとシャワーヘッドというように、浴室の水の経路には接続部が多く存在しています。
その接続部に使用されているエルボや内部のパッキンは、長年使用していればやがて劣化していくため、いつかは水漏れが起こるのです。また、専用の工具を使わずにDIYで部品交換をしたことにより、締め付けがうまくいかず更なる水漏れを招くこともあります。
日頃から水気が多い浴室で水漏れが起きても気づかなかったり、気づいていてもしばらく放置されていたりするケースもあります。早めに対処せずに放置しておくと症状を悪化させ、無駄な水道代を払い続ける事態になったりするだけです。
・台所の水トラブル
台所の水道で多い水トラブルも水漏れです。浴室同様に蛇口が壊れたり蛇口内のパッキンが劣化したりしてもポタポタと水漏れが起こりますが、シンク下の配管から水が漏れるタイプの水漏れもあります。
シンク下で水漏れしている場合、排水パイプ自体が損傷したりズレたりしていることもあれば、内部のつまりが原因になっている場合も。給水管・給湯管が破損しているケースもあります。
・その他の水トラブル
ドライヤーやシェーバーなどさまざまなアイテムを使用する洗面台では、洗面ボウルに物を落下させて破損してしまうトラブルが起こりがちです。
給湯器からお湯が出ない、温度が低い、というトラブルも発生しています。単に給湯器やサーモスタットの設定温度が低くなっていることもありますが、10年近く使用している給湯器の場合は経年劣化が原因かもしれません。
屋外の水道で多いのが水道設備の破損です。駐車スペースの隅などに設置された水栓柱は、車や自転車、ボールなどをぶつけてしまう事故で破損することがあります。また、地中に埋められている散水栓は、力を入れてひねると思いの外簡単に外れてしまうものです。
給水経路で水漏れしている場合
水が止まらない、水が流れ続けるという時は、慌てずに止水栓または水道の元栓を閉めましょう。
元栓を閉めると家全体の水の流れが止まりますが、止水栓であればその場所の水だけを止めることができます。
トイレ、シンク下に給水管がある台所、洗面ボウル下に給水管がある洗面台には、給水管に止水栓が備え付けられているはずです。ただし頻繁には使用することがないため、見つけられないことや固着して回らないこともしばしば。その場合は水道の元栓を閉めましょう。
水道の元栓は一戸建てであれば屋外の地中に埋められているメーターボックスの中に、マンションであれば玄関横のパイプシャフトに中に設置されているハンドルです。
排水経路で水漏れしている場合
排水経路で水漏れしている場合は、必ずしも水道の元栓を閉める必要はありません。さらに排水を増やさないように、水漏れ箇所で水道を使用しないよう家族にも共有して気をつけましょう。
水漏れの被害が拡大しないように、バケツや雑巾、ビニールシートなどで対処します。灯油ポンプなどで溜まった水を吸い上げるという方法もあります。
大量に水漏れしていた場合
マンションなどの集合住宅の2階以上で気づかぬうちに大量に水漏れが起きてしまっていた場合、階下へ漏水してしまっている可能性があります。
すぐに下の階の住人と連絡を取り、状況を確認しましょう。家具や家電に浸水していると、被害の賠償が甚大になってしまいます。
一戸建ての住宅でも2階以上の水まわりで水漏れした場合、被害を最小限に食い止めるよう注意が必要です。
自分で対処できない時は
詰まりや水漏れなどの水トラブルへの対応方法がわからない時は、早めに水道業者に点検・見積もりの依頼をしましょう。
例外として、トイレで詰まりが起き、その原因が多量のトイレットペーパー・便ということがはっきりしているのであれば、しばらく時間を置くと自然に解消するケースも。ただしこれは他のトイレを使用できる環境がないとできないため、トイレが1カ所しかなく複数の人が利用する場合は、すぐに対処した方が良いでしょう。
水道業者に見積もりを依頼する際に注意すべきなのは、出張点検や見積もりが無料かどうか。業者によっては修理を依頼するケースに限り見積もりが無料になる場合や、修理を依頼しなくても症状を見に来てもらっただけで基本料金がかかる場合があります。
突然の水トラブルで慌てて困ると、よく確認しないままに見積もり依頼をしてしまうことがあります。しかし、そこで無駄なお金を使ってしまわないように気をつけ、実績のある水道業者に見積もりを依頼しましょう。
排水管の詰まりや逆流が起こったとき
普段生活をする中で、排水管のことを意識する機会はそうありませんが、いざ詰まってしまったときどのように対処すれば良いのか分からないことが多いと思います。
トイレを例にしますと、詰まりが発生したとき、軽度の詰まりであればラバーカップで詰まりを解消し、詰まりがひどい場合は専門業者に依頼してローポンプやハイスパットで詰まりを解消します。
しかし、それでも解決しない場合は、便器内ではなく更にその先の、排水管(下水管)で詰まりが発生している可能性があります。
排水管(下水管)で詰まりが発生している場合、トーラーや高圧洗浄機を使用して管清掃を行えば解決することもありますが、勾配に問題がある場合や管が破損している場合には、排水管の交換が必要になる場合もあります。
今回の記事では、専門業者を呼ぶ前に知っておきたい排水管の交換が必要になる状況や基礎知識、交換費用についてご紹介いたします。
トイレの詰まり
トイレットペーパーを一度に大量に流したり、食べ残しや携帯電話、タオルなど「流すべきでないもの」を流したりした場合、詰まりの原因になることがあります。
トイレの排水管に汚れがたまっている場合、トーラーや高圧洗浄で管内をきれいにすることで詰まりを解消できます。
携帯電話など大きく流すことのできないものの多くは配管より手前で詰まっていますので、便器を取り外して異物を取り除きます。
配管の勾配不良による詰まり
排水管は、水が自然に流れるように適度な角度をつけて設置されていますが、この角度が変わると水が流れずに途中で溜まったり、逆流したりしてしまいます。
排水管が逆に傾いてしまっている、あるいは管自体に損傷があるような場合は、適切な勾配をつけて排水管自体を交換する必要があります。
排水管の破損による詰まり
排水桝がコンクリート製の場合、経年劣化などで割れてしまったり、排水桝と排水管の接続部に隙間ができたりして、ペーパーや汚物が引っ掛かり流れなくなってしまうことがあります。また、植物の根っこが隙間から侵入して排水管をふさいでしまうケースもあります。
排水管工事の内容と費用
どれくらいの距離を修理する必要があるかは、トラブルの症状によって変化するため、状況に応じて見積もりが提示されます。
排水管を設置する際、建物の構造によっては給水管を一度取り外さなければ作業ができない、という事態が起きることがあります。
このようなケースでは、給水管の補修費用が発生することもあります。
なお、基本的に排水管のトラブルは、屋外の土中に埋設されている部分が大半です。
排水管付近の壁が腐食してそのままにできないといった状況でない限り、管自体の交換で壁を取り外すなどの工事は発生しません。
排水桝の取り換えが必要な場合も
「排水桝」の取り換えが必要な場合も排水管交換工事を行う場合、「排水桝」の交換が必要になるケースがあります。
ここでは排水桝の役割と交換が必要なケースについて紹介いたします。
家の中には、トイレやキッチンなどの数に比例して、排水管も複数通っています。これらの排水管が合流し、一カ所にまとまる場所が「排水桝(排水マス)」です。
水まわり専門業者が排水管の修理や点検をする際、まず排水桝を調べます。排水桝を見ることで、どの排水管がトラブルの原因になっているかを見分けることができます。
排水桝は庭などに設置されていることが多く、ふたが地表に露出しているので、見たことがある人も多いのではないでしょうか。
古いタイプの排水桝はコンクリート製で、幅が約30~40センチあり、四角や丸い形のものがあります。
新しいタイプの排水桝は、排水管と同じ塩化ビニルでできているものが増えています。大きさは大小ありますが、設置されているものの多くは幅が15センチぐらいの丸い蓋になっています。
排水桝の取り換え工事の費用
排水桝の取り換え工事の費用排水桝が古くなり破損してしまうと、排水桝の取り換えが必要となります。
特に、コンクリート製の古いタイプの場合は、破損しにくい塩化ビニル製の新しいタイプに取り換える必要があります。
トラブルの内容や構造によって、必要な作業が異なりますが、おおよそ5万円前後と考えておきましょう。
下水道引込工事とは
下水道はキッチンや水洗トイレ、お風呂など家庭から出る排水を排水管から公共下水道管へ流し、排水処理場できれいな水に浄化し河川に放流しています。新築を建てた際や中古住宅の増改築を行った際には下水工事が必要になります。
その他にも下水道の引き込み工事が必要なことがあります。
今回の記事ではその下水道引込工事の紹介をしていきます。
浄化槽と汲み取り式トイレ
下水工事が必要になる代表的な事例は以下の通りになります。
・汲み取り式トイレの水洗化や浄化槽から公共下水道への切り替え時
・家庭の生活排水を公共下水道管に繋ぐ必要が発生した時
・公共の下水道が通っていない地域の浄化槽設置
浄化槽が設置されている家庭でも、下水道法に基づき地域で下水道が整備され供用開始になってから3年以内の下水管接続が義務付けられています。
汲み取り式トイレは水洗式トイレに改造、浄化槽を利用している家庭も直接下水道への切替をしなければならないので注意しましょう。
汲み取り式トイレとは
洋式水洗トイレが主流となった現代では、公共施設ではめったに見かけなくなった汲み取り式トイレ、いわゆる「ぼっとん便所」。古民家などの住居では現在も使われています。下水道が普及する前は、トイレでの汚物を回収する仕組みがありませんでしたので、この汲み取りトイレがほとんどでした。
汲み取り式トイレは便器の真下に便槽が設置されています。便槽にある程度の汚物が溜まったところで、バキュームカーで汚物を汲み取って使います。
浄化槽とは
浄化槽とは日常生活で生じた汚水やし尿を微生物の働きにより分解し、放流するための施設です。
浄化槽は大きく分けて、単独処理浄化槽と合併処理浄化槽の2種類があります。
・単独処理浄化槽
トイレの水だけを処理します。
浄化槽法では、平成13年4月から下水道認可区域内に設置される場合を除き、単独処理浄化槽の設置が禁止されています。また下水道法では、公共下水道の供用が開始された
場合は、排水処理を単独処理浄化槽から下水道に変更しなければなりません。
・合併処理浄化槽
トイレの水と台所、洗濯、洗面に使用した生活雑排水を合わせて処理します。
合併処理浄化槽は単独処理浄化槽と比べて放流される汚れが8分の1になります。
平成13年4月1日から、法律上では合併浄化槽のみが「浄化槽」として位置づけられました。
浄化槽と下水道、どちらが良い?
新築や建売住宅を購入した時、浄化槽と下水道への接続はどちらのほうが良いのか迷うこともあると思います。特に気になるのは、費用面や衛生面、使い勝手の部分でどちらのほうがおすすめなのかといった点でしょう。
・どちらがお得?
費用の面ですが、浄化槽には維持費(清掃代など)と消耗品費(ポンプやろ材など)があります。一方、下水道にも家庭によって異なる公共の水道料金、下水の接続工事費用などがかかります。
半永久的に浄化槽のままということであれば、費用に大きな差はないかもしれません。
しかし浄化槽を設置したあとでその地域で下水道の整備が完了し共用出来るようになれば、義務として下水道への切り替えが必要になります。
浄化槽の撤去費用のほか、浄化槽の汚水と雨水の配管が分けられていなければ分離費用もかかるので、工事費用がかさむ可能性が高いです。
下水道が整備されていなければ浄化槽の設置は必須ですが、その地域の下水が今後どのようになるかをしっかりチェックしておかないと、二重に費用がかかる場合があるので注意しましょう。
・臭いや害虫は?
トイレやキッチンで一番重要となるのが衛生面です。
浄化槽の場合は、年に1、2回程度は浄化槽内の汚水を汲み取る機会があり、近隣も浄化槽で統一されていることから全体的に浄化槽の周辺が臭うことがあります。不衛生ということはなく、悪臭に耐えきれないほどでもありませんが、頭に留めておきたいポイントです。
下水は下水管が配備されるので、下水管を伝って害虫が室内に侵入しやすい構造になっています。害虫対策をしっかり行えば被害を防ぐことは出来ますので、これだけで下水への接続を躊躇うことはありません。
・浄化槽と下水道はどっちが便利?
最後に使い勝手の面です。下水にすると水洗トイレで子供にも高齢者にも使いやすくなるのが一番のメリットです。一方浄化槽は定期メンテナンスで業者が訪れるので、対応が面倒という声もあります。
浄化槽と下水道のどちらが良いかは個人の感じ方や優先度次第でしょう。しかし浄化槽を選んでもいずれ下水道になるパターンが多く、自治体管轄で安心安全という面でも、長期的にみて下水道をおすすめします。
下水道工事を行うメリット
下水工事を行うとどのようなメリットがあるのか。代表的なメリットを以下にまとめました。
□ドブがなくなり害虫の発生を抑えられるので衛生的
□水洗トイレは子供や高齢者にも使いやすい
□汲み取り式トイレのモーター音がないので、騒音の心配がなくなる
□バクテリアに酸素を送るブロア装置などの電気代がかからない
□浄化槽維持・管理の手間や費用が不要
□臭いが気にならなくなる
□河川の水質汚染が防げてエコにつながる
□浄化槽があった場所が空き、有効活用が可能になる
浄化槽には耐用年数があり、定期メンテナンスを行う中で劣化が認められれば交換費用がかかります。長い目で見ると、下水道引き込み工事を行ってしまったほうがかかる費用や手間はお得と言えるでしょう。
有限会社スドウ工営のSDGs 宣言
社会から信頼される企業であり続けるために、私たちのインフラソリューションで特に貢献できるSDGsの目標10つを特定し、事業を通じてそれらの目標を達成に向けて推進します。
To keep being trusted by society, our company picked up the 10 goals of SDGs that we can contribute specifically with our infrastructure solutions. We will work to achieve those goals through our business.
SDGsとは?
持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択され「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの全世界の目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。
スドウ工営のSDGsの取り組みについて
弊社として、以下の10つの目標達成に向けて取り組んでおります。
GOAL5 : ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る
GOAL6 : すべての人々に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する
GOAL7 : すべての人々に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する
GOAL8 : すべての人々のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーセント・ワークを推進する
GOAL9: レジリエントなインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、イノベーションの拡大を図る
GOAL11 : 都市と人間の居住地を包摂的、安全、レジリエントかつ持続可能にする
GOAL12 : 持続可能な消費と生産のパターンを確保する
GOAL14 : 海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する
GOAL15 : 陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る
GOAL17 : 持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する
上記の10つのゴールに積極的に取り組みます。人間らしい生活ができるよう生命の危機を感じることのない最低限必要な環境を整えることはその他7つのGOALにも直結する重要なミッションであります。
SDGsをビジネスにつなげる
SDGsの取り組みはボランティアでは継続ができません。持続可能な開発目標である上で、日本人がもっている「世のため人のためが自分のため」といった普遍的な価値観を形にし、皆が皆幸せに、WIN WINとなれる仕組みがあってこそ持続可能な社会の実現と企業の持続的発展が両立できることになると考えます。
【工事担当者】
当工事は、 小田原市南多古における和便からトイレ改修工事になります。
長年使用された和式トイレとトイレ内部をリフォームしました。
使いやすい洋式トイレにし、壁紙も汚れや湿気に強い材質を選びました。
今後のお客様の生活がより快適になることを望んでおります。
弊社にご依頼いただき、ありがとうございました。
有限会社スドウ工営
https://sudou-kouei.co.jp/
有限会社スドウ工営(外構エクステリア)
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有限会社不動産事業部
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有限会社スドウ工営(解体工事)
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有限会社スドウ工営(浄化槽工事)
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Lismica(リフォーム)
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キレっとリフォーム(リフォーム)
https://kiretto-reform.com/
【Tポイント】
有限会社スドウ工営では、工事の支払いに関する支払いに準じてTポイントが貯まります!また弊社の支払いでTポイントを使用することもできます!
通常時は、200円=1ポイント! キャンペーン中は、100円=1ポイント!
【クレジットカード決済】
有限会社スドウ工営では、工事金額の支払いがクレジットカード決済することが可能です!
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【指定工事店及び指定水道業者】
●神奈川県
神奈川県内の横浜市、川崎市、横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町、相模原市、厚木市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、愛川町、清川村、平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、秦野市、伊勢原市、寒川町、大磯町、二宮町、小田原市、南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町など指定工事店及び指定水道業者です。
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東京都全域
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熱海市、三島市、沼津市、東伊豆市、御殿場市など
【排水設備指定工事店】
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【取り扱いメーカー】
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