【工事場所】 箱根町 仙石原
【工事期間】 2021.09.09-2021.09.11
【工事内容】 擁壁工事,解体工事,土木工事,配筋工事,主筋工事,ブロック積み
【SDGs達成】 No.11・No.14・No.15・No.17
既存土間撤去工事
既存土間撤去工事
既存土間撤去工事
既存土間撤去工事
アスファルトやコンクリート解体工事と費用目安
建物そのものだけではなく、その周辺や駐車場なども解体する際に、アスファルトやコンクリートで舗装されている部分の撤去が必要になることもあるでしょう。
アスファルトとコンクリートよく似ていますが、性質は全く違います。そのため解体の工法や費用も違ってきます。
今回はそれぞれの特徴と解体工事に関して解説していきたいと思います。
アスファルトのメリット
アスファルトは水はけが良くて固まりやすく、コストも比較的低めであるという特長があります。砂と砂利を油で混ぜ合わせ、油を加熱することによって固めて作ります。コンクリートに比べて黒っぽい見た目に仕上がります。
一般的な道路に使われることが多いアスファルトは、やわらかくて静音性に優れており、水はけが良いという最大の特長を持ちます。
固まるのが速いため手間がかからず、コストも低めで使いやすい点も良いところです。撤去を考えた際にも、比較的手間が少ないというメリットもあります。
アスファルトのデメリット
低コストで済むものの、耐久性はコンクリートに劣り、寿命が短めという欠点があります。補強工事などのメンテナンスが必要になるため、メリットである「コストが低い」という点も、長い目で見ると怪しくなってきます。
また熱を持ちやすく、真夏は熱くてさわれないほどの高温になり、さらにその熱さでやわらかくなってしまってタイヤの跡がいたり、くぼみができやすくなったりという弱点もあります。
コンクリートのメリット
コンクリートはとにかく固くて丈夫、長持ちするという特長があります。 砂と砂利をセメントで混ぜ合わせ、さらに水を混ぜることで固めて作ります。それぞれの分量によって固さに差が出ます。見た目はアスファルトに比べて白っぽく、明るい灰色といった感じの仕上がりになります。
コンクリートは固さや重さが十分にあるので、堤防やダムなど強固さが重要であるものに利用されます。耐久性も非常に高く、熱にも強い上に夏でもあまり熱くなりません。
また完成形に制限がないため、さまざまな用途で活躍できます。地面に直接平坦に打つ土間コンクリートだけではなく、上述したように堤防やブロック塀としての活用も柔軟に可能です。
強固ではありますが「曲げ」には弱いため、そこはワイヤーメッシュや鉄筋と絡めて使うことにより、構造物の主体部分にも使えるようになります。
コンクリートのデメリット
重くて丈夫な分、運搬する場合は大変な手間がかかります。同様に、撤去の際にもそれなりのコストがかさみます。また固まるまで時間がかかり、さらに固まるまでは強度も高くないため、工期の短い工事などでは利用が難しくなります。耐久性が高くて長持ちはするものの、一度施工してしまうとその後追加工事を行うことは難しいという欠点もあります。
アスファルト舗装解体工事の工法
・IH式工法
アスファルトの舗装部分に電磁誘導加熱で熱し、アスファルト舗装の下部にある鋼床版というものとの接着を解いて剥がす工法です。
時間と費用はそれなりにかかりますが、騒音や振動を抑えて作業を進めることができる上、鋼床版に傷をつけることもないなど、重機で力まかせに解体するよりも多くのメリットがあります。
・オーバーレイ工法
オーバーレイ工法は、厳密にいうと解体工法ではなく「補修」の工法です。亀裂ができたり劣化したりしたアスファルト舗装の表面部分だけを一部剥がし、その上に新しいアスファルトを敷くというものです。
短時間で済み費用も安上がりですが、あくまで「補修工事」としての工法です。
アスファルトの解体工事費用相場
アスファルトの厚さによって費用目安を設けている業者が多いようです。あくまで目安ですが、アスファルトの厚みが5cm~であれば、おおよそ1,000円~/平方メートル、10cm~であれば、おおよそ1,500円~/平方メートルぐらいで考えておくといいでしょう。
コンクリート舗装解体工事の工法
コンクリート舗装には、地面の上に砕石や砂利を敷き詰めて、そこにコンクリートを流し込むという方法が取られています。前述したようにアスファルトとは似て非なるコンクリート、固さもアスファルトに勝りますので、解体の方法ももちろんアスファルト舗装とは異なります。
・クラッシャー(ワイヤーソー)工法
ダイヤモンドカッターでコンクリートを解体していく方法です。騒音が少なくて済みます。
・ウォールソー工法
コンクリートの切断面に直線を引いてレールを置き、その上に切断機を走らせて解体していく方法です。クラッシャー工法よりも精密に作業を進めることができるという特長があります。
・ウォータージェット工法
超高圧の水を吹きかけて、コンクリートを破砕していく方法です。無振動で作業できるため、公害もなく環境にもやさしいというメリットがあります。
・圧砕工法
圧砕機を使って、コンクリートを砕くように解体していく方法です。振動や騒音は比較的小さいのですが、粉じんが出やすいというデメリットがあります。
コンクリート舗装解体の費用相場
コンクリートの厚さと鉄筋の有無によってによって費用目安を設けている業者が多いようです。
こちらもあくまで目安ですが、コンクリートの厚みが5cm~であれば、
鉄筋なしでおおよそ700円~/平方メートル、
鉄筋ありで1,000円~/平方メートル、
厚み10cm~であれば、鉄筋なしでおおよそ1,000円~/平方メートル、
鉄筋ありで1,500円~/平方メートルというぐらいで考えておくといいでしょう。
アスファルト・コンクリート解体工事の注意点
アスファルトやコンクリート舗装の撤去というと、たとえば駐車場の解体工事などがよく挙げられます。
このとき注意したいのが「地下埋設物」。元々建物があった土地を更地にしてから舗装し、駐車場などにしたといった場合、地面を掘り返してみると予想もしていなかったものが埋まっていた…ということがあります。
たとえば建物を解体したときのガレキや廃棄物。
これは建物の解体を担当した業者に責任があることですが、上から土をかぶせてアスファルトやコンクリートで舗装してしまえば見えなくなるという杜撰な施工の結果です。
また、建物の基礎がそのまま埋め立てられていることもあります。
埋設物を残したままでは解体工事もうまく進まないため、見つかってしまったら撤去するしかないのですが、当然予定外の高額出費となりえます。
アスファルトやコンクリート舗装の解体工事前には、まず地中の状態の確認をしっかり行うようにしましょう。
さらに、それでも予定外の埋設物が出てきてしまった場合はどうなるのかという対応や費用について、前もって舗装解体を担当する業者と打合せを行っておくのがいいですね。
解体は自力で可能?
アスファルトカッターというものが販売されているため、結論をいえば「できないことはない」といったところですが、カッターの購入費用のみで済むから安上がりだという理由だけで自分で施工しようと思うのであれば、オススメはできません。
思った以上に時間がかかったり、ケガをしたりという予期せぬことが起きて、費用以上の問題が発生する可能性が大きいからです。
また、コンクリートに関してはアスファルトよりもさらに強固で重量もあるため、素人には扱いが非常に難しいといえます。
よほどのことがない限り、アスファルトやコンクリート舗装の解体は、きちんと専門業者に依頼するようにしましょう。
庭をコンクリートで舗装する費用
庭をコンクリートで舗装すると、駐車場として使えるようになるだけでなく、見た目もスタイリッシュにすることが可能になります。
しかしコンクリートによる庭の舗装は比較的大規模なリフォームであり、施工手順や費用についてはしっかりと把握しておく必要があります。
今回の記事では、コンクリート舗装の外構工事の費用、価格を抑える方法や大まかな施工手順を説明します。
コンクリートによる外構工事とは?
外構工事とは、駐車場、門扉やフェンスなど、建物本体以外に関する工事のことを指します。
外構工事をコンクリートで行う際、ほとんどは庭や駐車場が対象です。
土間コンクリートの施工手順
コンクリートによる外構工事を行う場合に多く取られるのが、土間コンクリートという手法です。
土間コンクリートは、地面に施工するコンクリートを 指す言葉で、表面は基本的にフラットで、装飾が加えられることもあります。
土間コンクリートの施工手順は、大まかに次の通りです。
・ 高さを合わせるために地面を掘り下げる
↓
・ 基礎として砕石を敷き詰め、固める
↓
・ 型枠と、強度を上げるためのワイヤーを設置する
↓
・ コンクリートを流し込む
↓
・ 表面を仕上げ、数日〜1週間乾燥させて完成
庭をコンクリートで舗装する際の費用・価格の相場
庭をコンクリートで舗装する際の費用は、1平方メートルあたり10,000円前後が目安です。
工程ごとの詳細を言えば、メインであるコンクリートの流し込みの作業に8,000円前後かかり、他の作業に2〜3,000円ほど、という割合です。
車1台分の駐車場をコンクリートで舗装する場合、舗装する面積がおよそ15平方メートルなので、単純計算で15万円前後ですが、面積が狭い場合は単価が高くなってしまうこともあります。
また、1平方メートルあたり10,000円前後という価格は、あくまで相場の目安です。
地域、業者や要望によっても上下するため、15,000円/1平方メートル程度まで余裕を持って予算を組んでおくと安心です。
庭をコンクリートにするメリット
・駐車場として使える
小さめの軽自動車でも、700キロ前後。
大きい車であれば1トンを軽く超えるほどの重さです。
よって、駐車場の地面には、それなりの強度が必要です。
コンクリートであれば、かなり頑丈なので、重い車を停めていても安心できます。
また、土埃や、雨が降った後のぬかるみが車体につくこともないので、車を綺麗な状態に保つことができます。
・見た目がスタイリッシュになる
一面コンクリートで舗装することで、家のエクステリアを白やグレーで統一してスタイリッシュに見せることができます。
また、レンガやタイルを埋め込むことでワンアクセント追加することもできるので、デザインの自由度も高めです。
庭の見た目をスタイリッシュにしたければ、コンクリートがオススメです。
・手入れが楽になる
雑草が生えてこなくなり、庭の大きな悩みから解放されることができます。
また、土や泥などで汚れても水で流したり、ブラシでこすったりすれば良いだけなので、庭の手入れが、かなり楽になります。
庭をコンクリートにするデメリット
・夏の照り返しがきつい
コンクリートにすると、土や芝生にしている時と比べて、日差しの照り返しがかなりきつくなります。
日差しが強くなる夏には、かなり眩しく、かつ熱くなってしまいます。
裸足で歩くとやけどしてしまうほど高温になるので、小さなお子さんやペットがいる場合は特に注意する必要があります。
・撤去に費用がかかる
一度コンクリートで舗装してしまうと、リフォームし直したいと思っても簡単にはできなくなってしまいます。
コンクリートを剥がすには再び業者に頼む必要があり、舗装する際と同額、もしくはそれ以上の費用がかかります。
コンクリート以外の方法との比較
庭を舗装するには、駐車場にすることが目的であっても、コンクリート以外の方法もあります。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、それぞれを確認したうえでお庭の施工方法を選択しましょう。
・アスファルト
アスファルトはコンクリートと比べて費用が安く、施工した日から駐車場として利用することができるというメリットがあります。
表面の凹凸は多少ありますが、コンクリートと同じくらいには綺麗に施工することが可能です。
しかし、コンクリートにはデザイン面で劣ります。
強度もコンクリートほどではないため、経年劣化が顕著に現れやすくもあります。
さらに、施工面積が広がるほど割安になる傾向があるため、車1台分程度ではコンクリートと費用が変わらないこともあります。
・インターロッキングブロック
インターロッキングブロックとは、公園などで見られる、ブロックを組み合わせて並べる舗装方法のことです。
色や形のバリエーションが豊富なため他の方法よりもデザイン性が高く、ブロックに透水性があるため水はけが良いというメリットがあります。
一方で、一つ一つ手作業で並べるためコンクリートよりも費用が高く、施工期間も長くなりやすいです。
また、全面を覆うような方法ではないため、ブロックの隙間から雑草が生えてきてしまうこともあります。
・砂利
庭を砂利で舗装するメリットは、第一に費用が安いことです。
専門業者に頼んでも、1平方メートル当たり2,000円前後でやってくれるところもあります。
踏むと音が鳴るため防犯対策にもなり、完全に舗装するわけではないため水はけも良いです。
しかし、ブロックよりもさらに雑草が生えてきやすく、時間の経過とともに砂利が減っていってしまいがちなため、定期的なメンテナンスが必要です。
さらに、駐車場として利用する場合は、砂利が車体に当たって車を傷つけてしまう可能性もあります。
リフォーム費用を抑える方法
機能性を考慮すると、庭の舗装に適しているのはコンクリートと言えます。
しかし、車1台分の面積を舗装するのには15万円ほどかかり、決して安いとは言えません。
リフォームの節約といえばDIYが思い浮かびやすいですが、コンクリート舗装は専門的な技術やそれなりの労働力が必要になるため、おすすめできません。
そこで、業者に頼んで駐車場をコンクリートリフォームする際に、費用を抑える方法をご紹介します。
・複数業者の見積もりを比較する
リフォーム費用を抑えるためには、まず複数業者の見積もりを比較することから始めましょう。
一社から見積もりを受けただけでは、提示された金額が適正なのかわかりません。
価格は地域によっても相場が異なるので、複数業者から見積もりを受け、プランなども比較しつつ要望にあったものを選ぶようにしましょう。
・閑散期である夏に依頼する
夏は駐車場のコンクリートリフォームの閑散期です。
仕事の少ない時期に頼めば、元々の提示価格が低くなったり、値下げ交渉に応じてくれたりします。
逆に春頃は依頼が増え、料金も上がりやすい時期なので注意が必要です。
・全てコンクリートにせず、他の舗装方法と併用する
コンクリートは、強度やメンテナンスに優れていますが費用がかさみがちになります。
砂利は安い反面、駐車場としての性能はコンクリートに劣ります。
これらの特性を組み合わせると、「車のタイヤが乗る部分はコンクリートで、他の部分は砂利で舗装する」という方法が出てきます。
全面コンクリートにするよりも費用を抑えることができ、タイヤが乗る部分はコンクリートのため強度などの心配もありません。
このように、コンクリートと他の舗装方法を併用すると、上手に費用を抑えることができます。
費用を抑えながら長持ちする舗装をしてもらうためにも、信頼できる業者に頼むようにしましょう。
解体工事の手順と資格について
建設された建物を壊していく「解体工事」には、一部だけを解体したり全てを一度取り壊したり、様々な種類があります。
また、それぞれの解体工事によって流れや届け出についても種類があります。
今回の記事では、解体工事の種類や工事の流れ、解体にかかわる資格ついて紹介します。
解体工事とは
建物を取り壊してその敷地内を更地に戻すことや、内装のみを変えるために部屋の内部をスケルトンにすることを解体工事といいます。
古くなった家屋を解体したり、オフィスや店舗などを取り壊したりと規模は様々です。
解体工事を行う場合、建物の種類(木造やRC造)や重機の搬入の可否によって工法が異なります。
また、建物の躯体だけでなく窓やドア、屋根の部分なども解体し、塀や木があれば全て撤去しなければなりません。
そうした解体工事を請け負えるのは建設業許可や解体工事業登録をした事業者となります。
一連の解体工事には適切な事業者と施工計画も必要です。
解体工事の流れ
解体工事の主な流れは以下のようになります。
調査
↓
施工計画の作成
↓
解体準備
↓
内装の撤去
↓
建物の解体
↓
整地(片付け)
・調査
解体工事の事前調査として建物や周りの地形について調べ、アスベスト含有建材等の確認を行います。
・施工計画書の作成
調査に基づく情報を元に施工計画では解体工事を進める際の重機の搬入方法や足場の組み立て位置を図面化します。
・解体準備
施工計画図にそって足場の組み立てや養生の設置をして作業開始時には重機や器具の点検をしっかり行い、解体工事がスムーズに進むよう準備を整えます。
また、通行人や周辺住民の迷惑にならないよう努め、内装の撤去から解体工事を始めます。
・内装の撤去、建物の解体
その後、建物の外壁や屋根などの解体し、地面に埋まっている基礎コンクリートも撤去します。
・整地(片付け)
最後に敷地内の片付けやキャタピラーなどの重機で整地をして解体工事は終了です。
解体工事の種類・工法について
解体工事において木造の建物よりもコンクリート造の建物の方が時間と費用がかかり、解体の工法も異なります。
・木造
木造の建物は古くからの一軒家に多く該当し、木で構成されています。
そうした木造の建造物の解体では、最初に各部屋の内装を解体します。
その後、建物全体を取り壊すため重機を用いて木造部分や地中に埋まっているコンクリートの基礎を解体します。
解体後は燃えるものと燃えないものを分別し、撤去後の除去まで行います。
また、建物本体の取り壊しの他、敷地内にブロック塀などがあれば付帯工事として取り壊しも行います。
重機の搬入が困難な場合、「手壊し工法」による解体をします。
この工法は道路の幅が狭くて搬入できない、周りの住民に配慮して騒音や振動を抑えたい際にも採用されます。
また、重機と手壊しを併用して解体する「重機併用工法」もあり、リサイクルのための資材の選別をしながら効率よく解体する場合に採用されます。
・コンクリート造(RC造)
木造より頑丈な建物全体がコンクリートで構成されたコンクリート造(RC造)の建物は解体もしづらくなります。
そのため重機で屋上から下の階へ解体する「階上解体」、地上から重機で解体を進める「地上解体」などを行います。
他にも、専門の機器による「圧砕機工法」や「大型ブレーカー工法」、階ごとにそれぞれ解体していく「ブロック解体」、「だるま落とし式解体」、「上部閉鎖式解体」、建物を敷地側に崩していく「転倒工法」といった解体工法があります。
・鉄骨造(S造)
建物の柱や梁といった主要な構造が鉄骨になっている鉄骨造(S造)は、壁や床には木またはコンクリートを使用します。
そのため、鉄骨と木を使用している建物は内装の撤去を手壊し工法で行い、屋根や外壁を重機で解体します。
コンクリートも使用されている建物は重機を中心に解体をします。
その際に「鉄骨切断カッター工法」や「ガス切断工法」により、鉄骨部分を運びやすくするのが鉄骨造の解体工事の特徴です。
必要な資格
解体工事には会社として必要な行政機関の許可や登録があります。また、作業員にも工事を進めるにあたり必要な資格がそれぞれあるのです。
・会社として必要な資格
解体工事の規模により「建設業許可(土木工事業、建築工事業、とびなど)」、「解体工事業登録」の一方が必要です。
また産業廃棄物の処理を頼む際には「産業廃棄物収集運搬業の許可」が必要ですが、自社で処分する場合は不要です。
工事代金が税込みで500万円未満の解体工事では解体工事事業登録があれば可能であり、500万円以上の解体工事では都道府県ごとの建設業許可が必要です。
・作業員が必要な資格
解体工事の作業時には主任技術者、監理技術者の資格を持つ作業員が必要です。
元請工事における下請合計金額が3000万円未満なら主任技術者か監理技術者が必要で、3000万円以上なら監理技術者が必要です。
「解体工事施工技士」であれば主任技術者を務めることができます。
コンクリート造の建物で高さが5メートル以上ある場合は「コンクリート造の工作物の解体作業主任者」が必要です。
それ以外にも建物や現場によって必須となる資格取得者の要件もあります。
また、解体工事で使うクレーン車や玉掛といった重機の運転に専用の免許を持った作業員が必要です。
各種届出について
建物の解体工事において必須となる届け出や申請から、必要に応じて申請すべき届け出がたくさんあります。
ここではその一部を紹介いたします。
・建築物除去届
建物の解体時に都道府県知事に提出する届け出です。国内における家屋や建物の数の把握に必要です。
・建物滅失登記の申請
法務局は建物の存在について把握する必要があるため、建物滅失登記は建物の解体後1ヶ月以内に申請しなければいけません。
・建設リサイクル法に関する届出
正式名称は「建設工事に係る資源の再資源化等に関する法律」といい、延べ床面積が80平米以上の建物に置いて必要な届け出です。
・ライフラインの停止
電気、ガスといったライフラインの停止に関する届け出も解体工事に必要です。水道は解体工事時の散水をするため必要になります。
・道路の使用許可申請
解体工事において道路を使用する場合に必要な申請です。安全な通行の妨げにならないように工事を進めなければなりません。
・アスベスト除去の届出
アスベストが含まれる建物の解体時に必要な届け出です。
建設リサイクル法
建設リサイクル法はコンクリートや木材といった特定の建設資材が使用され、延べ床面積が80平米以上の建物の解体工事に適用される法律です。
工事着手の7日前までに都道府県知事へ届け出が義務付けられています。
建設リサイクル法は、ミンチ解体が問題になったことで徹底されるようになりました。
コンクリートや他の資材を分別せず、処分をひとかたまりに行うのがミンチ解体です。
環境に悪いことから建設リサイクル法により廃棄物の種類を分けて処分を徹底するよう義務付けられています。
違反者は1年以下の懲役や50万円以下の罰金が科せられます。
付帯工事について
建物の解体の他、敷地内に解体する建造物などがある場合は解体工事の付帯工事に含まれます。
例えばブロック塀や樹木、門扉や物置といった庭に置かれている残置物がその対象となります。
また、オフィスビルや商業施設においては地中に埋まっている基礎コンクリートや杭の撤去や、地盤の強度が不足している際には地盤補強が必要になり、それらも付帯工事に含まれます。
解体工事には建物の構造ごとに工法が異なるだけでなく、建設リサイクル法や付帯工事といった細かな決まりがあります。
また、事業者や作業員に必要な資格があり、安全に考慮した工事を行わなければなりません。
どういった解体工事が適切かの判断や必要な届け出もあることから正しい知識を持つ必要があるのです。
有限会社スドウ工営のSDGs 宣言
社会から信頼される企業であり続けるために、私たちのインフラソリューションで特に貢献できるSDGsの目標10つを特定し、事業を通じてそれらの目標を達成に向けて推進します。
To keep being trusted by society, our company picked up the 10 goals of SDGs that we can contribute specifically with our infrastructure solutions. We will work to achieve those goals through our business.
SDGsとは?
持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択され「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの全世界の目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。
スドウ工営のSDGsの取り組みについて
弊社として、以下の10つの目標達成に向けて取り組んでおります。
GOAL5 : ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る
GOAL6 : すべての人々に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する
GOAL7 : すべての人々に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する
GOAL8 : すべての人々のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーセント・ワークを推進する
GOAL9: レジリエントなインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、イノベーションの拡大を図る
GOAL11 : 都市と人間の居住地を包摂的、安全、レジリエントかつ持続可能にする
GOAL12 : 持続可能な消費と生産のパターンを確保する
GOAL14 : 海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する
GOAL15 : 陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る
GOAL17 : 持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する
上記の10つのゴールに積極的に取り組みます。人間らしい生活ができるよう生命の危機を感じることのない最低限必要な環境を整えることはその他7つのGOALにも直結する重要なミッションであります。
SDGsをビジネスにつなげる
SDGsの取り組みはボランティアでは継続ができません。持続可能な開発目標である上で、日本人がもっている「世のため人のためが自分のため」といった普遍的な価値観を形にし、皆が皆幸せに、WIN WINとなれる仕組みがあってこそ持続可能な社会の実現と企業の持続的発展が両立できることになると考えます。
【工事担当者】
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弊社は申請から造成インフラ工事まで一式自社施工のため、スピードが他社と異なります。
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弊社では既存土間撤去工事を最短行うことができます。全てが自社施工ということからスピード感があり安価に仕上げることができるのです。
自社の建設機械と自社施工なので、品質管理はもちろん、安全性や経済性にも考慮して最善を尽くして全ての現場に望んでおります。
そのため、今回も自社のバックホウと自社のダンプトラックにて掘削及び運搬そして配管工事に使う穿孔機も全て弊社の自社持ち物となっております。
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