【工事場所】 小田原市 西大友
【工事期間】 2021.04.21-2021.04.21
【工事内容】 給水管引き込み工事,給水管引き込み工事,水道配管,掘削,舗装工事,下水道工事,公共マス交換
【SDGs達成】 No.11・No.14・No.15・No.17
コンクリート製の公共マスから塩ビ性に変更工事
コンクリート製の公共マスから塩ビ性に変更工事
コンクリート製の公共マスから塩ビ性に変更工事
コンクリート製の公共マスから塩ビ性に変更工事
水道管が破裂したときの応急処置とその原因
水道管の破裂は急に起こるため、どのように対処すればいいかわからずパニックに陥ると思います。
しかし、突然のトラブルとはいえ適切に対処しなければ、水漏れの被害が拡大してしまいます。
水道管が破裂したときは応急処置をしたうえで、速やかに専門の業者へ修理を依頼しなければなりません。
今回の記事では、水道管が破裂した場合の応急処置の方法とともに、適切に対処するために押さえておきたいことを解説します。
必要な対処を着実に行い、被害を最小限に抑えられるようにしましょう。
水道管が破裂したときは、慌てずに対処することが大切です。被害をなるべく広げないためにも、必要な作業を適切に行えるようにしましょう。
止水栓を閉める
水道管が破裂してしまったら、最初に止水栓を閉めましょう。
止水栓を閉めれば水の流れも止められるので、水漏れの被害を最小限に抑えられます。止水栓は水道メーターの近くにある場合が多いです。
止水栓のレバーはドライバー式、ハンドル式、内ネジ式などいくつかのタイプにわかれています。いずれのタイプでも、通常は右に回せば閉めることが可能です。
場所が分からない・止め方が分からない場合は無理に自分で対処せず、業者に相談しましょう。
破裂した箇所をタオルやテープで補修する
破裂した箇所に手が届く場合は、自分で応急処置ができます。
使い古したタオルなどを用意し、水道管が破裂した箇所に巻きつけ、テープを使用してしっかり固定してください。
こうすることで、水漏れによる被害を抑えやすくなります。
水漏れで水道管の周囲が濡れているときは、水を拭き取っておきましょう。
そのうえで破裂した水道管の下にバケツを置くと、漏れた水で再び周囲が水浸しになるのを防げます。
また、水道管に巻きつけたタオルがある程度水を吸ったら、新しいタオルに交換してください。
なお、これはあくまで応急処置です。応急処置をしただけでは水道管の状態自体は改善されないので、なるべく早く根本的な修理ができるよう手配しましょう。
水道業者に修理依頼の連絡をする
水道管が破裂している可能性があるときは、すぐに業者へ連絡して修理を依頼してください。
知識がないなかで自力で修理をしようとすると水道管の損傷が広がったり、水漏れにより他の設備にも影響が出たりする恐れがあります。
自分で行うのは応急処置だけにして、状況が悪化する前に業者へ相談しましょう。
水道管が破裂したときの屋内・屋外の症状
水道管が破裂すると、水周りにはさまざまな症状が現れます。
たとえば、屋内で水漏れが発生すると、床全体が水浸しになってしまいます。
トイレで水漏れが発生すれば、汚物を含む水が逆流して室内が汚れる可能性もあるので要注意です。
床だけでなく、壁や家財にも影響する恐れがあります。
また、屋外の水周りで水道管が破裂するケースもあります。屋外の水漏れはわかりにくいため、気づいた頃には広範囲が水浸しになっているかもしれません。
水道管が破裂すると水道管以外の場所にも被害が及んでしまうため、なるべく早く対処することが大切です。
水道管が破裂する原因
水道管が破裂する原因は、状況によってさまざまです。
先ほど触れた症状やここで説明する状態に当てはまる場合は、水道管が破裂している可能性が高いです。
・経年劣化による水道管破裂
水道管は時間が経つと少しずつ劣化していくため、それが破裂の原因になる場合があります。
水道管の寿命の目安は10~15年程度です。
ただし、水道管の太さや素材に加え、水道の使い方によっても寿命は変わっていくので、使用し始めてから10年程度で破裂する場合もあります。
また、数十年経っても問題なく利用できている場合もあります。
水道管の大部分は壁の中や地下にあって見えないため、予防や対策が難しいのが実状かもしれません。
水道管が壊れて水が漏れている場合、水道代がそれまでより高くなる可能性もあります。
・凍結による水道管破裂
寒冷地で水道管が凍結すると、破裂の原因になります。水は凍ると体積が増え、水道管を内側から圧迫するためです。
水道管の内部の水が凍結するのは、主に気温がマイナス4度を下回ったときだといわれています。
日陰にあったり冷たい風が吹き付けていたりすると、気温がマイナス4度まで下がっていなくても水道管が凍結することがあります。
水道管が凍結しないためには、しっかり対策しておくことが大切です。
・地震による水道管破裂
地震の衝撃が強く加わると、水道管を破裂させる原因になります。
特に、長く使用していて劣化が進んでいる水道管であれば、小さな地震でも亀裂が入る可能性があります。
水道管が新しくても、地震の規模によっては破裂に至る恐れもあるため注意が必要です。
地震で水道管にどれほどの衝撃が加わるかは、実際に地震が起こってからでないとわかりません。
地震発生時は、揺れが収まった段階で自宅の水道管が破裂していないかしっかりチェックしましょう。
破裂した水道管に対処するときの注意点
水道管が破裂したときは、専門的な処置が必要です。
自分の力では修理できない作業があり、状況によっては相談先を選ぶ必要もあります。
・有資格者でないとできない水道管作業・工事がある
水道管の破裂を修理するには、給水装置工事主任技術者や水道技術管理者などをはじめとする資格が必要です。
また、単に資格があればいいわけではなく、水道局により指定を受けている業者でなければ作業や工事ができません。
なぜなら、水道管の工事は他の建物にも影響を与える可能性があるため、法律や自治体ごとの取り決めを守って対応する必要があるからです。
そのため、水道管が破裂したときに自分で対処できるのは、基本的に応急処置のみとなるわけです。
水道管の破裂を自分で修理しようとすると、さらに被害が広がる恐れがあります。
症状を最小限にくいとめて近隣住人にも迷惑をかけないようにするためには、資格を持つ業者に依頼して迅速に対処してもらうことが大切です。
水漏れに気がついたら応急処置をして直ちに業者へ連絡し、すぐに必要な作業や工事を進めてもらいましょう。
・破裂した環境によって適切な相談先が異なる
戸建て住宅に住んでいて水道管が破裂したら、資格をもつ業者に連絡して修理の依頼ができます。
一方、マンションに住んでいる場合、自分の判断だけで修理できるのは専有部分のみです。
共有部分にある水道管が破裂してしまったときは、自分で直接業者に依頼するのではなく、管理会社に修理を依頼する必要があります。
専有部分と共有部分の境界はマンションによっても異なるので、管理会社に確認してください。
どこに連絡すべきか判断できないときは、有資格者のいる業者などに相談してみましょう。
ルールを守って正しく対処している業者は、それぞれの状況に適した対応方法をきちんと教えてくれます。
水道管破裂の修理費用に関する制度
水道管の破裂を修理するとなると、まとまった費用がかかります。
そういった場合に利用できる制度もあるので、積極的に活用を検討してみましょう。
・水道料金の減免制度
水道管が破裂したときに市町村の下水道局が指定している業者を選んで修理を依頼すると、水道料金が減免される制度があります。
この制度を利用するためには、修理業者に申請を依頼する必要があります。
業者が申請業務に対応していないときは、業者から申請書を受け取って自分で下水道局へ提出しなければなりません。
審査に通ると翌月から減免が適用されます。
水道管の破裂による減免制度の利用条件の1つは、わざと水道管を破裂させていないことです。
また、凍結が原因で水道管が破裂した場合は、減免制度を利用できません。
地域によっても減免される金額は異なるため、不明点があれば市町村の下水道局に問い合わせてください。
・火災保険の補償
凍結が原因で水道管が破裂した場合でも、火災保険の補償により修理費用を補填できる場合があります。
火災保険では具体的にどのような補償を定めているのか紹介します。
・水濡れ補償
水道管が凍結して破裂した結果、建物や家財が水に濡れて使用できなくなった場合に適用されます。
単に水道管が破裂しただけでは適用されないので、建物や家財に影響がなかったときには水道管そのものの修理費用も補填できません。
一方、建物や家財などに大きな被害が出た際には補償を受けられます。
水道管が破裂すると大きな被害が出るケースも少なくないので、条件に該当するときは忘れずに申請して補償を受けましょう。
・水道管凍結修理費用保険
水道管が凍結によって破裂したときに修理費用を受け取れます。ただし、修理費用として支払われる保険金には制限があるため、契約内容をよく確認しましょう。
なお、古い火災保険を契約している場合、水道管凍結修理費用保険が含まれていない可能性があります。
特に寒冷地に住んでいるのであれば、水道管が凍結して破裂したときに備えるためにも一度契約内容を見直しておくと安心です。
水道管の破裂は安心できる指定業者に相談を
水道管が破裂したときは、焦らず冷静に対処することが重要です。
市町村の下水道局が指定している業者に連絡し、速やかに修理してもらいましょう。
指定業者に相談すれば適切に修理ができ、水漏れの被害も最小限にとどめられます。
どの業者に相談するかを決めるときはホームページもチェックし、実績や技術力の高さを確認しましょう。
また、減免制度をスムーズに利用できるよう配慮している業者を検討するのもポイントです。
水道管の破裂を防止するには、定期的なメンテナンスも必要となります。
今後、水道管が破裂しないようにするためにも、メンテナンスの相談にも乗ってくれる業者を探すことをおすすめします。
安心して相談や依頼ができる業者を選び、適切に対処してもらいましょう。
新築・改築などで水道工事が必要になったときに知っておきたい情報
新築やリフォームの際に重要な水道工事ですが、普段の生活の中で経験することは少ないものです。
そのため、いざ水道工事となったとき何をすればよいのかわからないと思います。
今回の記事では、新築・改築時における水道工事の仕組みや、必要な手続きなどについて解説します。
新築工事などの水道管引き込み工事
新築工事の際には、水道管の引き込み工事が発生しますので、それに伴い水道工事も必要です。
通常、公道の下には水道本管が張り巡らされています。
水道管は、その土地の地方自治体が管理するものです。
この水道本管と新しく建てる家で使う水道管を接続する工事が、新築の場合に必要な水道工事です。
家を建てる土地まであらかじめ水道管が引き込んであれば、大掛かりな引き込み工事は必要ありませんが、その土地に初めて家を建てる場合などは必須です。
また水道は自治体が管轄しますので、工事にあたっては自治体への申請手続きなどが適宜発生します。
リフォームなどの屋内配管工事
比較的規模の大きなリフォームでも、水道工事が発生することがあります。
この場合は、水道メーターから各水道設備までの工事です。キッチンやバスルームなど、水回りの間取りを変更するときには、こうした工事が必要です。
このような室内の水道工事を「屋内配管工事」と呼ぶこともあります。
なお、家の敷地内で起こる水道トラブルも水道工事の範疇です。
トイレの詰まりなども水道工事会社に依頼することになります。
水道工事の流れ
小さなトラブルから新築の水道管引き込みなどの大規模工事まで、さまざまな種類がある水道工事。
そのため工事できるのは自治体の指定を受けた水道工事会社のみになります。
水道工事は、重要な生活インフラである水を扱うこと、また水道本管の管理は自治体が行うことから、自治体の指定を受けた水道工事会社のみに許可されています。
「指定排水設備工事事業者」とは
指定排水設備工事事業者とは、国が定める全国一律の条件に適合する事業者に対し、自治体が水道工事を認める制度です。
多くの自治体では、指定工事会社の一覧をホームページなどで公開しています。
公開されていなくても、自水道を管轄する自治体の部署に問い合わせると、近隣の工事会社を紹介してくれるでしょう。
自治体への申請
水道工事にあたっては、自治体への申請が必須です。定められた書類を作成、提出し、自治体での審査などの行程が発生するため、その分時間もかかります。
書類全般は新築であれば工務店など、改築であればリフォーム会社や水道工事店などが準備します。ですが施主としての捺印などは必要になります。
自治体に水道工事を申し込むと、納付金の納付書が送付されます。
この納付金の入金をもって、自治体側は工事申込みがなされたとみなします。
その後自治体が工事許可証を発行されます。
場合によっては道路使用許可なども必要になります。
その道路使用許可などもおりたところで、いよいよ水道工事に着手となります。
生活インフラである水は、多くの人が共同で使うものです。
そのため手続きも少し煩雑なものになっています。
ですがこれらの手続きは施主が直接申請を行うケースはほとんどありません。
通常は、工事会社などが代行して行うものです。
しかし、自治体への申請や許可などに時間がかかるという認識を持っておくと工事の全体像が把握しやすくなるでしょう。
自治体の完成検査
申請の手続きを踏み工事に着手、無事に工事が完了したその後にも、また必要な手続きがあります。
それは自治体による完成検査です。
工事が完了すると工事会社が自治体へ完成届、もしくは竣工届を提出します。
自治体はそれをもとに、ちゃんと申請、許可したとおりの工事内容かどうかをチェックするのです。
それを「完成検査」と呼びます。
完成検査の終了後、自治体による水道メーターの取り付け、その後いよいよ開栓となります。
水道工事には、思いのほか必要な手続きが多いということがおわかりいただけたかと思います。
工事会社のスケジュールに加え、自治体の審査や完成検査など時間もかかるため、余裕を持った申し込みがおすすめです。
水道工事の費用の相場
気になる水道工事の費用ですが、状況によって費用が異なるのが現状です。
というのも、水道本管と引込箇所までの距離などによって条件が異なるためです。
水道工事には工事費用だけでなく、分岐管理手数料や設計手数料なども発生します。
これらは自治体によって呼び名が異なりますが、金額は1万円未満の場合が多いです。
水道工事には工事費だけでなく、その他の手数料も発生するということは覚えておきましょう。
新築の水道管引き込み工事
新築の場合、水道引込箇所などにもよりますが、水道工事の相場は約30万円から50万円が一般的です。
一般的には、水道本管から1メートル引き込むのに約1.5万円と言われますので、
工事をされる現場の距離がわかれば目安の金額を計算することは可能です。
ただし、水道本管からの距離や深さ水道管の口径やその他諸条件によっては、100万円以上になるケースもゼロではありません。
水道工事の費用はケースバイケースと考えておいてください。
リフォームなどの屋内配管工事
リフォームなどの屋内配管工事の場合は本管からの引込が不要なため、工事費は新築の場合より安くなることが多いです。
相場は約10万円から20万円といわれています。
経験のある水道工事会社であれば、ケースバイケースの相場を把握しているかもしれません。費用が心配な際は、事前に質問しておくとよいでしょう。
水道工事で起こりやすいトラブル
・不動産広告の売値に水道工事費用が含まれていない
不動産広告に掲載の売値には、水道工事費用が含まれていないことがあります。
注意書きなどの欄に「水道工事負担金別途」などと書かれていることがあります。
このようなケースで、「掲載の売値と実際にかかる費用が違う」とクレームになることが。
水道工事にかかる費用は小さいものではないため、広告にその費用を加算したくない広告側の気持ちもわからなくはありません。
また水道工事費用は現場の状況によっても異なるため、はっきりとした表記が難しいのも別途請求と書かざるを得ないのです。
新築などの契約では、契約書にサインの前に「重要事項説明書」の記載をしっかり確認することを強くおすすめします。
・工事に伴う断水の連絡ミスで近隣からのクレーム
リフォームもそうですが、特に新築の場合には工務店や各種の工事店など関係者が多くなります。
中には連絡ミスで大切な伝達事項が抜け落ちてしまうことも。
本来あってはならないことですが、断水の連絡が近隣の住宅になされておらず、クレームになってしまうという話もあります。
ご近所付き合いは大切ですから、こういったトラブルで関係が悪化するのは避けたいものです。
水道本管からの引込工事の場合は、よくよく注意してもらうように、工事会社に念を押しておきましょう。
・水道工事のスケジュールと引き渡し日のスケジュール調整
リフォームや新築で、設備などは完工したにもかかわらず、水道工事だけが遅れているというケースも多く見受けられます。
水道工事には自治体への申請が必要で、工事前の許可や竣工後の完成検査を待つ時間が発生します。
そのため時間がかかりやすく、他の行程の足を引っ張ってしまうこともあります。
水道が開栓しなければ、お風呂回りなどの住宅設備の試運転もできず、その分引き渡しが後ろにずれこんでしまうのです。
スケジュールが気になった際は、工事会社や工務店などに都度確認をとるとよいでしょう。
水道工事は手続きが多く、また金銭面にかかわるトラブルが多いことが分かっていただけたかと思います。
しかしこれらの問題は事前に水道工事の知識があれば解決できる部分があります。
あらかじめ頭に入れておくと、いざ工事となった際にスムーズに進めることができることでしょう。
排水枡(マス)とは
生活に伴う排水は敷地内の排水管を流れて、地域の下水道へ流れるようになっています。
実は、排水管の途中には排水桝(マス)と言われる箇所があります。
一般にはあまり知られていない排水桝ですが、排水のためには欠かせない設備です。
排水桝はメンテナンスを怠ると水回りのトラブルにつながることがあるので、掃除方法やメンテナンスのやり方を知っておきましょう。
排水桝の点検
排水桝のことを知っている方はあまりいないと思います。
排水枡とは、排水を一旦受け止め、排水の中に混ざってしまう固形物をゴミとして溜めて、取り除くための点検口になっているのです。
排水管が詰まった場合に、いちいち排水管を地中から掘り出して点検するのは大変なことです。
そのため、あらかじめ排水管が詰まりやすいポイントには、点検や掃除のために排水桝を設けているのです。
排水管が合流する地点 やカーブがつく地点などに排水桝を設けておくことで、効率よく固形物を溜めることができるのです。
排水枡の仕組み
排水にどうしても混ざってしまう不要な固形物(ゴミ)は、排水管の詰まりの原因になります。
この時固形物を排水桝の底に沈殿させて、内部に溜めることで、水と分離させます。
そして、地域の排水管や下水道には水以外を流さないようになっています。
排水枡はできるだけ排水管が詰まらないようにするために、大切な役割を担っているのです。
長年使用するうちに、排水桝にはたくさんのゴミが溜まってしまいます。
そのままずっと放置していると、排水桝がゴミで詰まってしまうので、排水桝の定期的な点検や掃除が必要になります。
敷地内に小さなマンホールのような蓋があるはずです。
その蓋を開けると、ゴミが溜まっているかどうかチェックできるようになっています。
戸建て住宅の場合、自宅敷地内の排水桝の管理は自分で行うことが必要です。
マンションでも定期的な点検が行われることになっています。
主な排水枡の種類と役割
・雨水枡
降り注いだ雨水を集結させるための排水桝です。泥や木の葉などが枡のなかに沈殿します。
・泥溜枡(どろだめ)
雨水や生活排水の配管の途中に設けて、水のなかの泥や砂を沈殿させるための枡です。
・ドロップ枡
ドロップ枡は高低差の大きい場所で垂直に設置する枡です。
・汚水枡(インバート枡)
し尿を含む汚水用の枡です。
底部に排水溝があり、泥や汚物が沈殿しやすい構造になっています。
・会所枡
キッチン、洗面所、お風呂、洗濯など生活排水用の枡です。
複数の生活排水が合流するので会所枡と言われます。
トラップ構造を持つトラップ枡が使用されることが多くなっています。
・公共桝
敷地内の全ての排水が合流する枡です。
公共枡より先は、地域の公共の排水管につながっています。
どの場所にどのような素材の排水桝が最適かはケースバイケースです。
また、自治体によって設置ルールが決まっています。
排水桝が詰まる原因
排水のなかに混ざっている固形物や油汚れ、砂や泥などは、徐々に排水桝の内部に溜まっていきます。
ずっと放置すると排水桝はゴミでいっぱいになり、排水管の詰まりの原因になってしまいます。
そのため排水枡は定期的に溜まった汚れを掃除することが必要になるのです。
またこれはイレギュラーですが、排水桝の近くの木の根が伸びて隙間から入り込むケースもあります。
排水の流れが妨げられて、詰まりや水が溢れることになるのです。
コンクリート製の排水桝が破損した場合、周囲の土砂が入りこみ、排水の流れを止めてしまうことも。
排水桝が詰まることで起こるトラブル
排水桝が詰まることで水の流れを塞いでしまい、庭にある排水桝の蓋から排水があふれることになります。
排水なので、当然きれいな水ではありません。悪臭が発生したり、雑菌が繁殖したりすることもあります。
お風呂やトイレの排水が詰まるなど、家庭内の水回りに支障が出ることもあり得るので、日常生活に大きな支障をきたすことになります。
そのまま不具合を放置すると、排水管の大規模な修繕が必要になることも。
排水桝がひび割れて破損していると、地中に排水が出てしまいます。地盤沈下につながってしまうので、破損に気づきましたらすぐに対応しましょう。
排水枡の清掃方法・メンテナンス
排水桝の掃除は、新築なら5年以内に行いましょう。その後は1年に1度くらいのペースで点検・掃除が必要になります。
また、普段から洗面台に髪の毛などを流さないようにするなどの細かい工夫も大事です。
なるべくゴミが排水に混ざらないようにしてみましょう。
自力で排水桝を掃除する場合
溜まったゴミの掃除になるので、汚れることを前提に準備しましょう。悪臭が強いのでマスクをして、汚れを防ぐために手袋は必須です。
ゴミをかき出すために、スコップや網を用意しましょう。
排水桝の蓋を開けて、たまった汚れをスコップや網ですくって、ビニール袋に回収します。
汚れを洗い流すためにホースリールや排水管の洗浄剤などを使うこともあります。
家庭用高圧洗浄機があると便利です。
排水桝の清掃・交換を専門業者に依頼する場合
長年の汚れがたまると、内部で汚れが固まってしまって、自力で取り除くのが困難なこともあります。
また高圧洗浄機が手元にないし購入予定もない場合は、業者に掃除を依頼することを考えてもいいでしょう。
以下の場合は、業者に見積もりを取って、早めに交換を依頼しましょう。
排水桝が壊れてしまったら
排水枡の交換が必要なケースには老朽化が多いです。
かつて排水桝はコンクリート製でしたが、だいたい20~30年くらいで老朽化してしまいます。
昨今は塩化ビニル製が多くなっています。
古くなった排水桝には、ひび割れなどの不具合が発生していることも多い上に、悪臭や水漏れの原因になることもあります。
不具合に気づいたら、新しい排水桝に交換しましょう。
木の根が伸びて排水桝を壊してしまったら
排水枡自体の経年劣化だけではなく、外圧によって排水枡が壊れることもあります。
排水桝にからみついて除去できないときには、排水桝ごと交換が必要になることも。
自力では対処できない、と判断したらなるべく早めに業者に点検や対応を依頼しましょう。
排水枡から水が溢れている
排水をスムーズに流すために、もともと排水管には適切な勾配がつけられています。
ただ経年劣化や地震の揺れの影響などで、排水管のカーブが変わってしまうことがあるのです。
勾配がなくなった排水管はスムーズに排水できなくなり、排水枡などから水が溢れてくることがあります。
勾配をつけるには専門的な知識がいるので、業者に依頼しましょう。
排水桝は生活排水を流す意上で大切な設備になります。
下水なので衛生上掃除したくない気持ちになってしまうでしょうが、詰まってしまったらその下水があふれてしまうなどの被害が起こってしまいます。
悪臭に負けず、定期的に開けてたまったゴミを処分するようにしましょう。
有限会社スドウ工営のSDGs 宣言
社会から信頼される企業であり続けるために、私たちのインフラソリューションで特に貢献できるSDGsの目標10つを特定し、事業を通じてそれらの目標を達成に向けて推進します。
To keep being trusted by society, our company picked up the 10 goals of SDGs that we can contribute specifically with our infrastructure solutions. We will work to achieve those goals through our business.
SDGsとは?
持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択され「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの全世界の目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。
スドウ工営のSDGsの取り組みについて
弊社として、以下の10つの目標達成に向けて取り組んでおります。
GOAL5 : ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る
GOAL6 : すべての人々に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する
GOAL7 : すべての人々に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する
GOAL8 : すべての人々のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーセント・ワークを推進する
GOAL9: レジリエントなインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、イノベーションの拡大を図る
GOAL11 : 都市と人間の居住地を包摂的、安全、レジリエントかつ持続可能にする
GOAL12 : 持続可能な消費と生産のパターンを確保する
GOAL14 : 海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する
GOAL15 : 陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る
GOAL17 : 持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する
上記の10つのゴールに積極的に取り組みます。人間らしい生活ができるよう生命の危機を感じることのない最低限必要な環境を整えることはその他7つのGOALにも直結する重要なミッションであります。
SDGsをビジネスにつなげる
SDGsの取り組みはボランティアでは継続ができません。持続可能な開発目標である上で、日本人がもっている「世のため人のためが自分のため」といった普遍的な価値観を形にし、皆が皆幸せに、WIN WINとなれる仕組みがあってこそ持続可能な社会の実現と企業の持続的発展が両立できることになると考えます。
【工事担当者】
当工事は、小田原市西大友のコンクリート製の公共マスから塩ビ性に変更工事になります。
弊社は申請から造成インフラ工事まで一式自社施工のため、スピードが他社と異なります。
弊社は神奈川県全域・東京都・静岡県と広域にわたり上下水道の許可を得ておりますので、広域で施工が可能です。
弊社では上水道の引き込み工事を最短行うことができます。全てが自社施工ということからスピード感があり安価に仕上げることができるのです。
自社の建設機械と自社施工なので、品質管理はもちろん、安全性や経済性にも考慮して最善を尽くして全ての現場に望んでおります。
そのため、今回も自社のバックホウと自社のダンプトラックにて掘削及び運搬そして配管工事に使う穿孔機も全て弊社の自社持ち物となっております。
早い!安い!給水管引き込み工事をお求めのお客様は有限会社スドウ工営へ!
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神奈川県内の横浜市、川崎市、横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町、相模原市、厚木市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、愛川町、清川村、平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、秦野市、伊勢原市、寒川町、大磯町、二宮町、小田原市、南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町など指定工事店及び指定水道業者です。
●東京都
東京都全域
●静岡県
熱海市、三島市、沼津市、東伊豆市、御殿場市など
【排水設備指定工事店】
●神奈川県
神奈川県内の横浜市、川崎市、横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町、相模原市、厚木市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、愛川町、清川村、平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、秦野市、伊勢原市、寒川町、大磯町、二宮町、小田原市、南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町など指定工事店及び指定水道業者です。
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