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家を建てる際などは、給水管引き込み工事が必要になってくる可能性があります。
給水管引き込み工事には費用がどのくらいかかるのでしょうか?
またどういったときに工事費用が高額になりやすいのかも気になるところでしょう。
今回の記事では、給水管引き込み工事の費用相場や工事費用が高額になりやすい場合などについてご紹介していきます。
給水管引き込み工事とは、道路に沿って埋設されている水道管から家の敷地内に水道管を引き込む工事のことです。
基本的に新築の家を建てる際には、給水管引き込み工事が必要になります。
給水管から運ばれてきた水は、例えば、私たちの家のお風呂やキッチンの蛇口などから出てきますが、そのためには給水管引き込み工事が必要です。
一方で、お風呂やキッチンなどから出た排水を下水道本管に流すための工事を下水道引き込み工事といいます。
屋内配管工事とは、家のキッチンやお風呂など水を利用する場所から水道メーターまでの工事です。
蛇口などもこの工事で設置します。
お風呂やキッチンの間取りを変更する場合などにも、屋内配管工事が必要になってくるでしょう。
給水管引き込み工事にかかる費用は、大体30万円~50万円ほどかかります。
1m引き込むのに1.5万円ほどかかってくる為、例えば水道管から家まで30m距離がある場合は、「1.5万円×30m=45万円」でおよそ45万円ぐらいかかってくるでしょう。
家の敷地から水道本管までの距離は20m、30m、40mなど、その場所によっても違ってきます。
しかし、これはあくまでも目安ですので水道本管から家までの距離だけではなく、道路の環境や水道管の口径などによっても費用は大幅に違ってくることがあります。
家の敷地の状況によっては、100万円以上かかってくることもあるでしょう。
給水管引き込み工事・屋内配管工事の費用が、相場よりも高額になりやすい場合があります。
例えば、
という場合は、高額になりやすいです。
以下で、それぞれの高額になりやすい場合について解説していきます。
家からすぐ近くに水道管があって簡単な工事で済む場合は相場ぐらいで済む可能性もありますが、家から遠い場所に水道管があるという場合は相場以上かかってきてしまう場合もあるでしょう。
例えば、1m1.5万円かかる場合、家から水道管までが20mの距離は30万円程度ですが、50mある場合は75万円と相場よりも高い費用です。
あくまでも目安ですが、長距離の場合は高額になりやすいと覚えておくとよいでしょう。
これから家を建てようとしている場合は、水道管が家からどれくらい離れた場所にあるのか一応確認しておくとよいでしょう。
水回りの大規模なリフォームをする場合も、工事費用が高額になりやすいです。
例えば、家の中でトイレやお風呂など水回りの間取りを変更する際などは、壁や床などに穴をあけたりなど、大がかりな工事が必要になってくる可能性もあります。
そういった大がかりな工事をする場合は、工事費用も高額になってくるでしょう。
水道管が家の敷地まで引き込まれている場合、簡単な工事で済む可能性もありますが、引き込まれている水道管の口径が小さい場合、新たに水道管を引き込む必要がでてくる可能性があります。
以前は口径が13mmの小さいサイズを利用していることが多かったのですが、現在は20mmのサイズが一般的です。
小さいサイズの場合、水圧が弱くなってしまう可能性もあります。
また、家族がたくさんいて水の使用量が多いという場合は、25mmのサイズを利用することもあるでしょう。
小さいサイズから20mmのサイズ、25mmのサイズなどに変更する場合は、すでに水道管が家の敷地まで引き込まれていても簡単な工事では済まない場合もあるでしょう。
幹線道路沿いの家に住んでいる場合は、工事が大がかりになりやすいため、工事費用も高額になりやすいです。
幹線道路はコンクリートが厚めで、頑丈につくられている可能性があるため、一般の道路よりも掘削などに時間がかかりやすいです。
こういった道路での工事は、やはり工事費用も高額になりやすい傾向があります。
二世帯住宅で広い家に住んでいる場合などは、トイレやお風呂、キッチンなどが2つずつ設置されている場合もあるでしょう。
この場合、配管する場所も多いので、その分費用も高くなりやすいです。
給水管引き込み工事の際は、工事費用以外にもその他かかってくる費用があります。
例えば、
などです。
以下で、それぞれの費用について詳しく解説していきます。
工事費用以外には、各種手数料代金がかかってきます。
手数料とは、設計手数料と分岐管理手数料というものです。
どちらの手数業も一件5000円~1万円程度の費用はかかってくるでしょう。
給水申込納付金の金額は自治体によって、支払金額が違ってきます。
また、水道管の口径の太さによっても金額が違ってきます。
このように水道管の口径が太くなればなるほど、給水申込納付金が高額になりやすいです。
以前は13mmの口径が多かったのですが、最近では一般的に20mmの口径が利用されています。
家に住んでいる人が多くて水の使用料が多い場合などは、25mmの口径を利用していることもあるでしょう。
給水管引き込み工事を工事業者に頼むときは、工事業者がたくさんあって迷ってしまうこともあるでしょう。
何社かに見積もりを出して検討することもあると思いますが、あまりにも安い金額を提示してくる業者には注意が必要です。
なるべく給水管引き込み工事の費用を抑えたいという人にとっては、提示された費用が安いと魅力的だとは思います。
しかし、トラブルをなるべく避けるためにも、工事業者を選ぶ際は金額だけで決めないのがよいでしょう。
給水管引き込み工事の費用は、家から水道管までの距離や道路の環境や口径の太さなどによっても違ってきますが、大体30万円~50万円くらいが相場になります。
工事業者によっては相場よりもかなり安い値段を提示してくる可能性もありますが、なるべくトラブルを避けるためにも金額だけで業者を選ばないほうがよいでしょう。
新築の家を建てる際など、給水管引き込み工事が必要になった際には、今回ご紹介しました給水管引き込み工事の費用を参考にして頂ければ幸いです。
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