下水道切り替え工事の際に出てきやすい用語

下水道切り替え工事というと、合併浄化槽や汲み取り式トイレなどから公共下水道に切り替える際などに必要になってくる工事です。

下水道切り替え工事を検討中の方は、インターネットなどで下水道切り替え工事について検索することもあるでしょう。

しかし、なかなか聞きなれない用語などがたくさん出てくる場合もありますので、今回の記事では下水道切り替え工事の際に出てきやすい用語についてご紹介していきます。

下水道切り替え工事の際に出てきやすい用語とは?

下水道切り替え工事について検索していると、頻繁に出てきやすい用語があるでしょう。

以下では、下水道切り替え工事の際に出てきやすい用語について、ご紹介していきます。

下水道

下水道とは、私たちが生活のなかで利用した水などを、処理したり、排出したりしてくれる設備・施設のことをいいます。

私たちがトイレやキッチンなどからだした汚水だけではなく、雨水なども排水してくれます。

下水道は普段私たちが目にする機会はあまりありませんが、私たちの生活のなかでとても活躍している設備・施設です。

下水道切り替え工事

下水道切り替え工事とは、合併浄化槽や汲み取り式トイレなどから下水道に切り替えるためにする工事のことをいいます。

現在合併浄化槽や汲み取り式トイレを利用している場合でも、住んでいる地域で公共下水道が整備されたら3年以内に下水道切り替え工事が必要です。

一方で、公共下水道が整備されていない地域では、下水道切り替え工事ができませんが、今後その地域で下水道が整備される可能性はあるでしょう。

合併浄化槽

合併浄化槽とは、トイレからでる汚水やお風呂、キッチンなどの生活雑排水を一緒に処理してくれる浄化槽のことをいいます。

合併浄化槽は、微生物の働きを利用して汚水や生活雑排水などを浄化してくれる仕組みです。

下水道が整備されていない地域などでは、合併浄化槽を利用している可能性もあるでしょう。

単独浄化槽

トイレからでる汚水やお風呂、キッチンなどの生活雑排水を一緒に処理してくれる合併浄化槽に対し、単独浄化槽は、トイレの汚水のみを処理する浄化槽です。

お風呂やキッチンなどの生活雑排水は、処理されずにそのまま放流されてしまいます。

現在は単独浄化槽を設置することができなくなっていますので、浄化槽を設置する場合は合併浄化槽を設置することになるでしょう。

汲み取り式トイレ

汲み取り式トイレとは、トイレの排泄物がタンクにためられていき、定期的に汲み取りが必要なトイレになります。

汲み取り式トイレには、ボットン便所と呼ばれるものや、簡易水洗便所と呼ばれるものもありますが、どちらにしても汲み取りの必要があるトイレです。

タンクにたまった排泄物は、バキュームカーを呼んで汲み取ってもらいます。簡易水洗便所の場合、水を使用するため汚水がタンクにたまるペースも早くなりやすいことから、汲み取りしてもらうペースも早くなりやすいでしょう。

生活排水

生活排水とは、私たち人間が生活のなかで出す汚水のことをいいます。

例えば、お風呂やキッチン、トイレなどを利用して出る汚水などは、生活排水です。

生活排水は、下水道、公共用水域などに排出されます。

公共汚水桝

公共汚水桝とは、各家庭などから排出される排水が合流する最終桝のことをいいます。

汚水を公共下水道に流すためには、この公共汚水桝を工事の際に設置する必要があります。

排水設備

排水設備とは、トイレやキッチン、お風呂などからでる汚水や雨水などを公共下水道などに流すための個人管理の排水施設のことを言います。

個人管理の排水施設には、個人管理の排水管や、桝、その他の排水施設などがあげられるでしょう。

浄化センター

浄化センターとは、下水管から流れてきた汚水をきれいにし、川などの自然に返す施設のことをいいます。

普段私たちが日常生活で使用している水ですが、使用後の水をそのまま川などに流してしまうと川が汚れてしまうでしょう。

浄化センターは汚水をきれいにしてから川などに流してくれるという、重要な役割のある施設でしょう。

排水溝

排水溝とは、その名の通り排水用の溝のことをいいます。排水口という似ている単語もありますが、排水口は家のお風呂やキッチンなどにある排水用の穴のことをいいます。生活排水が流れる出口です。

一方で排水溝は、排水が流れる通路の事です。

給水管

給水管とは、配水管から枝分かれして家のトイレやキッチンなどの水回りまできている管のことをいいます。

簡単にいうと、上水を供給する水道管のことです。

分岐箇所から蛇口までの設備のことは、一般的に「給水装置」と呼ばれています。

給水管引き込み工事

給水管引き込み工事とは、水道管から家の敷地内に水道管を引き込む工事のことをいいます。

家のトイレやキッチン、お風呂などの水周りで水を使用できるように、新築の家を建てる際などに行う可能性がある工事です。

水道メーターから家の水周りまでの工事のことは、屋内配管工事といいます。

排水管の管材料の名前

下水道切り替え工事について検索していると、排水管の管材料の名前が登場することもあるでしょう。

例えば、

・硬質ポリ塩化ビニル管
・VP管・VU管
・ヒューム管
・鋳鉄管
などです。

以下では、それぞれの排水管の管材料について詳しく解説していきます。

硬質ポリ塩化ビニル管

硬質ポリ塩化ビニル管とは、腐食に強く、給排水用の管として使用されることもある管材料です。

「塩ビ管」や「塩ビパイプ」と呼ばれることもあります。

塩ビパイプにはさまざまな種類がありますが、大まかに分けるとVP管とVU管という種類があります。

VP管・VU管

VP管・VU管とは塩ビパイプの種類で、VP管が厚肉管、VU管が薄肉管のことをいいます。

利用目的に合わせて、薄めのVU管にするか厚めのVP管にするか選択が可能です。

例えば、VP管は集合住宅や店舗の排水設備などに使用されることもありますし、VU管は一般戸建住宅の排水設備に利用されたり、屋外排水設備に利用されることもあるでしょう。

ヒューム管

ヒューム管とは、鉄筋コンクリートを用いた管のことをいいます。

遠心力を使って作られたヒューム管は1910年にヒューム兄弟が考案し、日本では1925年頃から製造を開始しました。

現在、下水道管には、塩ビ管を使用しているところも多いですが、大径幹線水路などではヒューム管を使用しているところもたくさんあります。

鋳鉄管

鋳鉄管は、昭和30年ごろまで水道本管として主に使用されていた管材料でした。

現在は、強度や延性が改良されたダクタイル鋳鉄管が普及しており、鋳鉄管は製造しなくなっています。

まとめ

今回ご紹介してきた下水道切り替え工事の際に出てきやすい用語は、みなさん聞いたことがある用語もありましたでしょうか?

下水道切り替え工事について検索していると、あまり聞きなれない用語がたくさんでてくることもあるかもしれませんので、そういった場合は今回の記事が参考になれば幸いです。

有限会社スドウ工営

パッキン交換から大型リフォームまで、お住まいづくりに関するご質問・ご不明点・打合せなど

些細な事でも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。

有限会社スドウ工営
https://sudou-kouei.co.jp/

有限会社スドウ工営(外構エクステリア)
http://sk-garden.jp/

有限会社不動産事業部
http://sudoukouei-realestate.com/

有限会社スドウ工営(解体工事)
https://www.sudo-koei.com/

有限会社スドウ工営(浄化槽工事)
https://www.joukasou-tatsujin.com/

Lismica(リフォーム)
https://lismica.jp/

キレっとリフォーム(リフォーム)
https://kiretto-reform.com/


【Tポイント】

有限会社スドウ工営では、工事の支払いに関する支払いに準じてTポイントが貯まります!また弊社の支払いでTポイントを使用することもできます!

通常時は、200円=1ポイント! キャンペーン中は、100円=1ポイント!

【クレジットカード決済】

有限会社スドウ工営では、工事金額の支払いがクレジットカード決済することが可能です!

指定ブランドのカードをお持ちの方は、是非キャッシュレス決済をご利用ください。


【指定工事店及び指定水道業者】

●神奈川県

神奈川県内の横浜市、川崎市、横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町、相模原市、厚木市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、愛川町、清川村、平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、秦野市、伊勢原市、寒川町、大磯町、二宮町、小田原市、南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町など指定工事店及び指定水道業者です。

●東京都

東京都全域

●静岡県

熱海市、三島市、沼津市、東伊豆市、御殿場市など

【排水設備指定工事店】

●神奈川県

神奈川県内の横浜市、川崎市、横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町、相模原市、厚木市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、愛川町、清川村、平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、秦野市、伊勢原市、寒川町、大磯町、二宮町、小田原市、南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町など指定工事店及び指定水道業者です。

●静岡県

熱海市、三島市、沼津市、東伊豆市、御殿場市など